米国株入門⑩

 

今日は米国株ETFについてお話します!

 

まずはETFとは?

Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。米国ETFは、米国の証券取引所に上場している投資信託のことです。

 

米国の株価指数として有名なNYダウやS&P500、ナスダック100指数に連動するように組成されたものもあり、個別銘柄を選ばなくても米国の株式市場に幅広く分散投資ができる投資として知られています。

 

 

【米国株ETFメリット】

米国株ETFに投資するメリットは?人気銘柄にみる特徴と注目のコスト「経費率」とは

【米国株ETFデメリット】

米国株ETFに投資するメリットは?人気銘柄にみる特徴と注目のコスト「経費率」とは

 

SBI証券で人気の米国株ETF銘柄ランキング

【第1位】SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)

SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)は、S&P500高配当指数のパフォーマンスとおおむね連動する米国株ETFです。S&P500高配当指数とは、アメリカの代表的な指数であるS&P500指数のうち、配当利回りの高い上位80銘柄の値動きを反映させた指数を意味します。
簡単にいうと、SPYDを1口持っているだけで、配当利回りの高い代表的な米国株80銘柄に投資をしているのと同等の投資成果を享受することができるのです。そのため、SPYDは分配金を貰うことを目的にしつつも、値上がり益も狙っていきたい人におすすめといえるでしょう。なお、保有コストにあたる経費率は0.07%です。

 

【第2位】バンガード S&P 500 ETF(VOO)

バンガード S&P 500 ETF(VOO)は、米国の代表的な指数であるS&P500指数のパフォーマンスとの連動を目指しています。S&P500は、米国の大型株500銘柄で構成されており、多くの機関投資家が運用の参考にしている指数です。
つまり、「VOOを保有する=米国の代表的な大企業500銘柄を保有する」ということを意味します。なお、経費率は0.030%です。

 

【第3位】バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)

バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)は、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスとの連動を目指している米国株ETFです。FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスは、米国株のなかでも高い配当利回りの銘柄で構成されています。
2020年10月31日時点のVYMの保有上位10銘柄を見てみると、ジョンソンアンドジョンソンやP&G、ファイザーなど大型で不景気にも強い銘柄が目立ちます。なお、経費率は0.060%です。

 

【第4位】バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)

バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)とは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスとの連動を目指している米国株ETFです。CRSP USトータル・マーケット・インデックスでは、米国株式市場で投資可能な銘柄ほぼ100%をカバーしています。
つまり、「VTIを買う=米国株全て買う」ことを意味するのです。ただし、銘柄により保有割合は異なります。そのため、特定の銘柄たちの影響が強くなっていることは頭の片隅に置いておきましょう。米国という国自体が今後も成長し続けるのであれば、このVTIも上昇することが期待できるでしょう。ちなみに、経費率は0.030%です。

 

【第5位】インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)

インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)は、ナスダック100指数との連動を目指している米国株ETFです。ナスダック100指数は、ナスダック市場に上場している時価総額上位100銘柄(金融銘柄を除く)から算出されています。具体的なナスダック100指数の構成銘柄は、アップルやマイクロソフト、アマゾンやアルファベット(グーグル)などのハイテク企業の割合が多いです。
そのため、やや大まかに説明すると「QQQに投資をする=米国のハイテク企業に投資をする」ということになります。多少リスクを負ってでも、リターンを追求したい人におすすめといえるでしょう。なお、経費率は0.20%です。

 

私も1位、2位のSPYD、VOOを購入しています!


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